愛宕山鉄道アーカイブ 駅・旅客誘致施設編

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清滝駅

清滝駅 平坦線清滝駅の写真です。駅舎のある場所は現在、かさ上げされ、京都バスの車両折り返し場として使用されています。

清滝川駅

清滝川駅1 清滝川駅の絵はがきです。愛宕駅とは違い木造の古風な駅舎であったことがわかります。
清滝川駅2 別の清滝川駅の絵はがきです。ケーブルカーも見えます。
清滝川駅3 この絵はがきの手前に写っている橋は現在のものとは違い木製の橋であったことがわかります。当時、この橋の下には水泳場もあり、夏季には子供たちでにぎわったことでしょう。

愛宕駅

愛宕駅 愛宕駅の絵はがきです。駅舎正面に「展望台」の看板がかかっています。
また、周りには木々がなく非常に見晴らしがよかったことがうかがえます。
愛宕駅 上とは別のアングルから撮影した愛宕駅の絵はがきです。
屋上にテントが張られていることから、屋上を展望台として使用していたことがわかります。
また、駅舎の向かって右側より乗客が出てきていることから南側のホームが降車ホームだったようです。
さらに右側(南側)に展望台(見晴台)が少し写っています。
愛宕駅 愛宕山鉄道発行パンフレットに掲載された愛宕山ホテルから見た愛宕駅です(写真左の建物)。

愛宕山ホテル

愛宕山ホテル正面 昭和5(1930)年7月20日にオープンした愛宕山ホテルの正面玄関から撮影された絵はがきです。 オープン時に撮影されたものと思われます。
愛宕山ホテル遠景 上のものと同時期に発行された愛宕山ホテルの絵はがきです。 愛宕山ホテルは平屋建てで、洋室15、和室1のこじんまりしたホテルでしたが、浴場、娯楽場も備えた本格的な洋風ホテルで、愛宕詣りの参拝客や愛宕スキー場のスキーヤーで賑わったということです。

愛宕遊園 飛行塔

愛宕遊園 飛行塔 昭和11(1936)年に発行された「観光の嵐山」に掲載されている愛宕遊園 飛行塔の写真です。飛行塔には写真のような飛行機がついており、京都市内、比叡山、琵琶湖から伊吹山まで見渡せたということです。後ろに見えているのは愛宕山ホテルです。

愛宕スキー場

愛宕スキー場1 愛宕スキー場の写真です。愛宕スキー場は当時京都第二中等学校(現・京都府立鳥羽高等学校)校長だった中山再次郎先生の手により開発されました。冬場にはスキー教室やスキー競技会なども開催される名門スキー場としてその名を知られていました。
愛宕スキー場2 「観光の嵐山」に掲載されている愛宕スキー場の写真です。このスキー場は、当時関西最大の規模を誇り、食堂、休憩小屋が完備されていました。また、雪質もよかったことから、京阪神より気軽にこられるスキー場として1シーズンに数万人も訪れたということです。

参考文献(書籍のみ)

  1. 京都電灯50年史(昭和14(1939)年発行)
  2. 右京区制70周年記念誌「うきょう」(平成14(2002)年発行)
  3. 市民しんぶん右京区版 平成10(1998)年1月15日号

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